TOP   サプリメントに関する教育>レスベラトロール

 

レスベラトロール教育

 

背景:発見と研究

レスベラトロールの発見の背景は明確にわかっている。1939年北海道帝国大学の高岡道夫博士によりバイケイソウ(Veratrum album)から発見された。
バケイソウ自体は有毒な植物だが、その植物から抽出された成分は無毒なレゾルシノール構造を持つ物質であることからレスベラトロールと命名された。
その後、レスベラトロールに関する寿命延長作用の研究が重ねられ、2006年には「Nature」誌にマウスの寿命延長の成果が発表された。
動物実験によるレスベラトロールの効果には下記のようなものがある。

抗癌作用(science: http://www.sciencemag.org/content/275/5297/218.abstract)
メタボリックシンドローム症に対する代謝調整作用(U.S. National Institute of Health: http://clinicaltrials.gov/show/NCT00654667)
SIRT1及びPGC-1alpha活性(U.S. National Library of Medicine National Institute of Health: http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed?term=17112576)
抗酸化作用(ingenta connect: http://www.ingentaconnect.com/content/ben/cmc/2006/00000013/00000001/art00008)
乳がん患者における卵胞ホルモン効果(WILEY online library: http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/mnfr.200400094/abstract)

尚、レスベラトロールに関する寿命延長作用の研究の成果については諸説あり、抗老化遺伝子であるサーチュイン遺伝子を活性化する可能性は認められつつも、因果関係を完全に肯定する研究結果はまだない。

成分としてのレスベラトロールの可能性

レスベラトロールは肥満のコントロールに使えることが確認されており、今後はその量と効果とリスクについて更なる研究が進められるものと思われる。
既にそうした目的の為に市販のサプリメント等に配合され、普及している。

一方で抗癌作用や老化防止といった効能に関してはまだ可能性の段階で、効果が広く認められてはいない。但し、効能の確認が難しいという事実は、どちらの効能も劇的な作用は起こしていないことの証左とも言える。

レスベラトロール製品

既に様々なレスベラトロールを含有するサプリメントが市販されており、人気を博している。
レスベラトロールサプリメント(主な取扱会社の例)
新日本製薬、ファイン、山田養蜂場、ロート製薬、わかさ生活
(出典:サプリメントクチコミランキング レスベラトロール http://www.supkomi.com/osusume/resveratrol/)